本作をご覧になった方々からの熱いコメントをご紹介します!
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宮本亜門(演出家)
東日本大震災から6年経った今だからこそ、この映画は心の壁をえぐる。人は思い出を紡ぐ、それがどんなに辛く苦しいことでも。そしてそれが生きるってことなんだ。皆さんの限りない努力と愛情が、色々な大切なこと、教えてくれました。ありがとう。
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マギー審司(マジシャン)
風化させない!風化させたくない!という思いとは裏腹に、自分の中でも少しずつ薄れていく震災の記憶を思い出させてくれる作品でした。前向きに生きようとする姿に、勇気とパワーを頂きました。ありがとうございます。
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C・W ニコル(作家)
この映画の中の四つの被災地と同じように東松島市も甚大な津波の被害を受けた。その東松島市から依頼され、壊された小学校を高台に移して「森の学校」を作るプロジェクトを進めてきた。5年がかりで、2017年1月にやっと完成し、感無量の思いだ。被災地の人々の心の中に入ることは易しくない。このドキュメンタリーの中で、そういう人々の硬くなった心がほんのいっとき、ほぐれたように見えた。力のあるいい映像だ。
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竜田一人(「いちえふ」作者)
タイトルにふさわしく、悲惨さを強調し過ぎることなく、被災地の再生と希望をテンポの良い編集で見せてくれます。福島に来ることを「来福」と言います。映画をご覧になって東北に行ってみようかと思われた方、是非ご来福下さい!
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小林芙蓉(書道家)
心の復興の様子が、女性監督の優しい視点で、きめ細やかに表現されている。何気なく挿入されている映像にも心配りが感じられ全体が思いやりに満ちていました。決して、風化させてはならない。
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坂上明和(『夢は牛のお医者さん』プロデューサー)
あの日から、どれだけ苦しみ、どれだけ涙を流してきたのだろう。深い悲しみを背負いながらも、必死に生きる人々の姿が胸に迫る。この映画には、日本人が決して忘れてはいけないことが詰まっている。
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三遊亭小円楽(落語家)
あの震災から6年、それぞれの人々の様々な悲劇を乗り越えつつ頑張る姿に、心たくましくあってほしいと祈りたくなる映画でした。
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星野真弓(手刺繍アーティスト)
涙が止まりませんでした。震災により人は多くのものを失いましたが、得るもの、気付きも多く、震災から学ぶべきことが多いと感じました。真の復興とは何かと深く考えさせていただく映画でした。
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外立とし江(画家)
現実を受け入れて立ち向かう強さ、切ない思い、温かい愛、強い信念、溢れる涙をこらえきれず、心は登場人物と一体となって身体中をかけめぐる。喜怒哀楽を美しい自然と音楽にのせて心地よい構成となっている。多くの方にぜひ鑑賞を。
- 淡々と被災者が語る様子に何故か心打たれました。ありがとうございました。(50代男性・東京都)
- ずっと涙が流れていました。こんな映画は初めて。見に来てよかった。(60代男性・東京都)
- 嘘のない本心から出る言葉を丁寧に拾っていて、大げさに感動を与えるような押し付けもなく、復興は日常の中にあるんだと気付かされました。本当に良い映画です。(40代女性・東京都)
- 悲しいまでに美しい「一陽来復」。人々の表情が素直に映し出されている。一歩一歩前進し、生き抜く強さと、震災を乗り越え、人としての真意と絆に改めて気づかされるドキュメンタリー映画です。(50代女性・千葉県)
- 被災地で生きる人々は、なぜイノセントな境地に達することが出来るのか。人生哲学の作品でもある。構成、編集が巧い。煽りや押しつけのない簡素なナレーション。慎ましい作りだからこそ胸を打つ。(男性・出版関係)
- 必死に生きていることが改めて、語りから伝わってきました。語られる言葉を一つ一つかみしめていかなくてはいけないなと思いました。言葉、思い、存分以上に伝わってきました。何度も観たい思いです。(森光実・60代男性・東京都)
- なんという言葉の宝庫。作家にも書けない深みのあるセリフのドキュメント。東日本大震災の記録は、とかく津波(被害)の大きさばかりが語られがちだが、それを超えた人間の大きさをここまで表した作品があっただろうか。その人間の強さ大きさに打たれ、菩薩を拝むように頭を垂れた。(男性・出版関係)
- 震災関連の映画は何本も拝見させていただきました。その中で、他に報道されていることの追撮ではなく、新しい視点で震災後6年の経過を描いていたことに大変興味を持たせていただきました。どこかで見聞きしたことのその後ではなく、まったく新しい事実を伝えていただき、新たに震災のことを考えさせられました。(男性・ラジオ関係)
- 生半可ではできない聞けない事、代弁して沢山聞き出し言葉にして下さったこと、1人の日本人として本当に感謝致します。震災でデリケートな部分ですから、言葉は本当に難しかったと思います。私はこの映画に出てきた、遠藤さんご夫妻、牛飼いの方、皆さんを忘れません。みんな傷ついた。みんな苦しかった。みんなどん底だった。そんな中から今日を生きる皆様を感じる事が出来ました。(30代女性・東京都)
- 東日本大震災後、東北3県で生活する人々を様々な観点から取材した報告である。津波により父親を亡くし、父親を知らない5歳の少女が一生懸命そろばんに打ち込む姿に感動した。そろばんが大好きだという。(太田敏幸・60代男性・千葉県・珠算史研究学会会長 日本そろばん資料館学芸員)
- ひたむきに向き合っている姿に胸がいっぱいになりました。素晴らしい映画として作成されたこと感謝です。この現実を多くの人に見てもらいたい。力作です。(鈴木恵子・60代女性・千葉県・主婦)
- あれだけ大きな災害に遭遇した人々が、その後前向きに取り組んで、それぞれに成果を上げた様子が映像で見事に伝わりました。プロの俳優でない人々の自然な笑顔とエンディングの音楽がよくマッチしていました。(谷賢治・70代男性・東京都)
- 思わず引きずり込まれそう、感動的な作品でした。構成も、個人的に大好きなシドニーシェルダン方式というかほどよい同時進行、それぞれの他の人々の粘り強い、力強さが伝わってきました。音響もすばらしく、エンディングの「春よ来い」も感性を揺さぶられました。(60代男性・東京都)
- 子どもをなくしたり、新婚早々の夫をなくしたり、辛く重い人たちが、地域でいろいろなことを始める。すごいことですね。リサトちゃんのそろばんびっくりしました。(名取弘文・70代男性・神奈川県)
- 他の震災のドキュメンタリーと違いとても前向きになれる映画だった。こういう映画が必要。(男性)
- 人間賛歌の映画ですね!(60代男性・東京都)
- 「長い」と感じてしまうドキュメンタリー映画も多い中で、「いつまでも、ずっと見続けていたい映画」だと感じました。 エンディングの「春よ、来い」が流れ始めた時、「もう終わりなの…」と率直に感じました。 それだけ、出てくる人びとが、みんな魅力的で、光景が美しくて、飽きさせないということだと思います。150分あってもよかったと思います。余韻がずっと残っていて、 また、スクリーンの中の人々に会いに行きたくなりました。ジーンときて、ほっりして、 あったかい気持ちになりました。(50代男性・東京都)
- 出演者のみなさんがとても自然体で、カメラの存在を感じさせずに、ドキュメントの世界に引き込まれました。それができたのは監督やカメラマンと出演者のみなさんの間に信頼関係がしっかり築けていたからだと思います。この映画を見て、人間の生き方について考えさせられました。今日、映像に映っていたみなさんをみて、「なんてたくましいんだろう」と思いました。彼らから力をもらった感じがします。(50代男性・東京都)
- 被災地を題材に扱うにあたって、悲劇的にまた極度に感傷的に描く作品が多い中で、もちろんとんでもない悲劇でありそれはそれで正しいのですが、そういった作品や報道に時折感じる「上から目線」に、正直違和感を感じることも、これまで多々ありました。「一陽来復 Life Goes On」が何より素晴らしいと思ったのは、すべての取材対象者に向けられた視点に一切のおごりが無く、正しくフラットで敬意を感じられることです。結果、巷にあふれる嘘くさい「希望」ではなく、素直に希望を感じられる素敵な映画になっていました。この作品がより多くの方に届けられるといいな、と思います。(土屋哲彦・男性)
- エンディングの「春よ来い」を聞きながら、それぞれの地域や人々に「春になるとは…」どのようなことだろうと考えていました。共通するのは震災の記憶を忘れずに、未来への希望や幸せを「春」として求めていくんだなぁと思いました。
私の妻は「いい映画で、未来へ踏み出す人々のすばらしさを感じた。でも行方不明の姉を思うと、どうしても涙が出て暗くなる。いまだに心の整理がつかない。」と言っておりました。今後、岩手や釜石で上映されることを期待しております。ありがとうございました。(新里進・男性・岩手県) - 悲しみを乗り越えていく命の力強さ。とても美しい映画でした。きれいごとだけではない復興の姿をきちんと描いていただいたけた。とてもいい映画に出会えた気がします。(二宮雄岳・50代・神奈川県・復興コーディネーター)
- 感動しました。生きる勇気!希望!素晴らしいです!本当に伝わりました。ありがとうございました。(戸屋由美・50代男性・山形県・公務員)
- とても良い映画でした・震災は経験しておりませんが、逆に励まされました。そろばんの女の子はすごい!(戸屋進・50代男性・山形県・会社員)
- 知識のない事には鈍感になってしまいますが、米国人教師の被災と殺処分しない牛農家の主、そして地球の活動として海が50年若返ったという3点には涙しました。カットした部分はぜひDVD特典に1フレーズずつでもテロップ入れて説明を盛り込んでほしいです。(髙橋隆・50代男性・岩手県・公務員)
- とにかくすばらしかったです。人間の真髄をしっかりと撮っていることでただただ感動でした。全国に発信してくださいますよう切にお願いいたします。(磯崎よし子・80代女性・岩手県)
- 少しずつでも進む人たち。日常を取り戻そうとする人達。連携は掛け算との言葉。その輪が広がっていってほしいと思います。(萩谷義久・50代男性・岩手県・公務員)
- 3.11で何があったのか、事実を知った。三陸の民は前進します。子ども達は頑張っています。いつか花を咲かせるために。(山﨑充・60代男性・岩手県・復興支援隊)
- 当時の想いが蘇り、胸が痛くなりました。鎮魂と再生の物語、それは、それぞれが消すことのできない重いものを心にもちながら、前に、次世代に引き継ごうとの意志が見られその強さは人の絆が力となっていると思う。(60代男性・岩手県)
- 監督編集版の二時間のものも、ぜひ観たいです。次は、出演者の方々の五年後、十年後の様子もドキュメンタリーで伝えてほしいと思います。ちょうど昨日は冬至、今日から一陽来復ということで、良きに向かって!(板沢英樹・50代男性・岩手県・公務員)
- お一方お一方で異なる気持ちの流れと時の流れを、丁寧に丁寧に紡いでいたのが印象的でした。そして、お一方お一方から切り取られた言葉の圧倒的な重さと深さ。あらためて、「生かされた」ことの意味を、自身に問うた時間となりました。(小友光晴・男性・岩手県)
- 感動しました。みなさんの言葉、前向きな姿勢。大変な事に直面したのに、前へ向かっていくことの大切さを感じました。(50代男性・岩手県)
- 忘れてはいけないこと。是非語り継いでいきたいです。被災地にいながら関心を示さない人々がいるのがくやしい。(女性・岩手県)
- 涙が出るとかいうレベルじゃない感動をしました。(女性)
- 感動しました。登場する方々の言葉がすっと心の中に入りました。(男性)
- 監督の「ドラマチックな話にはしない」とのコメントの通り、この種のドキュメンタリーにありがちな作り手側の妙な自意識や勝手な思い入れを注意深く排していて、清潔な印象を受けました。また、インタビュー対象者とその発言内容の取捨選択、絵尾像的な捉え方や描き方も的確で、誠実かつ力強い作品になっていました。(オフィスケイティイー・小林俊道・男性)
- 演技ではない、自然な姿、生活が映っていて監督との信頼関係があってこその撮影だったと思います。人と人とのつながりが日々の生活を取り戻している第一歩だと感じました。(60代女性・東京都)
- あの時得た貴重な教訓を生かしているのか、同じ悲しみを味わわずに済むようにちゃんと生きて暮らしていきたいと思いました。子供にもぜひ観せたいと思います。(50代男性・神奈川県)
- どうしていいかわからなくなった。忘れてはいけないと思った。もう一度観ようと思う。(50代女性・東京都)
- 等身大の今の生活、7年経ても忘れない心の傷を包まず吐露してくれていて、今の様子がよくわかりました。皆さん本当えらい!頑張って!(70代女性・東京都)
- 決してお涙頂戴的な流れでなく、淡々と日々生活を送る今の人々を伝えていただいた映像だと思いました。私の住む市は避難生活を送って移住された方もいらっしゃる様なのでとても身近に感じ、観させていただきました。ありがとうございます。(50代・埼玉県)
- 他人事ではなく、誰でも当事者となる可能性が間違いなくある事だと思う。大事な人や生活を失くした悲しみは何年たってもなくなることはないと思う。それでも笑顔で頑張っていらっしゃる。強いと思う。もう終わったことと政府の中心では思っているようだけれどそうさせてはいけない。(40代女性・東京都)
- 映画の中の海も山も、あんなに静かで穏やかなのに東北では今も人々が日々戦っているんだと実感できる、手触りが伝わる作品でした。もっと現地を知りたいと思わせてくれる、辛いだけではない、美しい作品でした。(40代男性・東京都)
- 人それぞれドラマがあってつらい思いをたくさんしていても、前向きに生きる方達を見て人間の力強さを感じました。もうすぐ3月11日になりますが、決して忘れずに自分自身も力強く生きていこうと思います。(50代女性・東京都)
- 復興にはまだまだ遠い人々の日常。外から見える景色はどんどん変わっていきますが、被災した方の心の復興にはまだ時間がかかります。このようなドキュメンタリーを通じて、多くの方に被災地を忘れないでほしいと思います。たまたま東北でおきたことで、他人事ではありません。それらのことを映画から改めて感じました。(60代女性・東京都)
- あっという間に今年も3.11になります。どうか良い毎日であるように祈るばかりです。人間って強いし、素敵ですね。(60代女性・東京都)
- ここまで踏み込んだ映画は少ないと思います。たくさんの方に見てほしいです。(60代女性・千葉県)
- 「被災地と向き合うのが怖い」という友人がそれでも上映会場を途中で出ることなく見終えて、誘ってくれてありがとうと言ってくれた。そのことが本当に嬉しかった。「人はなんとか乗り越えていこうとすることができるのかもしれない」この仮定に仮定を重ねた希望にはげまされました。ありがとうございました。(50代女性・東京都)
- 感動した、という表現では語るのが難しく、映画を観て涙が溢れるという初めての経験をした。日本人の強さ、東北の方々の強さと温かさをスクリーンから感じ取れた。日本人だけでなく外国の方々にも観てもらい、東北の復興は6年たった今も道半ばで続いていることを知って欲しい作品。日本人で良かった!嬉しい!と観終えて再度実感しました。(50代男性・東京都)
- 静かな感動を体験させていただきました。震災ものの作品は真っ先にその体験や悲しみを共有するものだという先入観がありましたが、この作品は違いました。これは誰かの悲しみに寄り添うだけではなく、人々の小さい幸せや希望に触れることのできるかけがえのない作品だと思いました。明日は明るいとは限らない。それでも歩いていく。雨の日もあるけど、また晴れる日もある。当たり前のことを登場される方々はみんな知っていて、それを優しく我々に思い出させてくれるような映画でした。(島田伊智郎・30代男性・東京都)
- 広告業界では有名な「エビングハウスの忘却曲線」。人間は1日経つと74%を忘れてしまうといいます。風化するのではなく、人は忘れてしまう生き物です。だからこそ、記憶をよみがえらせるために、このようなドキュメンタリーが必要なのだと改めて感じました。(50代男性・埼玉県)
- すごく細やかに映し出されていて洗練されていました。感動です。(富山勝男・60代男性・東京都・TPC代表取締役)
- 純粋に被災地の今を切りとり、稚拙な演出を一切排除した映像美、音楽の力に見いだされた。非常にナイーブなテーマでありながら、見終わった後に日本の復興の息吹だけが感じられる素敵な81分でした。(40代男性・会社員・東京都)
- 編集がテンポ良く、飽きずに観れました。また、“今”の被災地の様子がよくわかりました。全体的なトーンがやさしく、力強く、私は好きです。映画を観て、6年もたち、日常から震災が忘れられつつありますが、現地では続いているのだと改めて思いました。(40代女性・埼玉県・会社員)
- 私の知らない多くの事が語られ、6年という月日の中で繰り広げられる忘れることのできない思い出と、忘れたいという気持ちの繰り返し。とんでもない大きな歪が交差して、正解のない世界をさまよう。癒しと鎮魂の映画だ。(60代男性・東京都)
- 劇中3人のお子さんを失った遠藤伸一さんの言葉が心にグッと重く突き刺さりました。僕自身も子供がいますが、父親としてこんなに苦しく重い十字架は無いと思います。でも、それを背負って生きていかないといけない現実と使命は誰もが心に持っていなければならない、と強く感じました。(40代男性・東京都・WEBデザイナー)
- あの日から5年が経過した今、逝ってしまった方々の「魂」や「愛」を、今を生きる私たちが懐でちゃんと受け入れて、そして受け継いで、一所懸命に生きていかないといけない!そう深く感じたドキュメンタリー映画でした。(田中壱征・映画監督)
- 映像から作り手の愛情が伝わるとてもいい映画だった。出演者の表情からいろいろ伝わってきました。(30代男性・東京都)