ここには言葉で語り尽くせないものがある

ここには言葉で語り尽くせないものがある

一陽来復(いちようらいふく)…冬が去り春が来ること。悪いことが続いたあと、ようやく物事がよい方に向かうこと。(参照:デジタル大辞林)

会いに行こう、強くて優しい東北の人々に

家族を失った夫婦、震災を風化させないための語り部、伝統を受け継いでいく農家、被爆した牛の世話を続ける牛飼い、50年若返った海、新しい漁業を始めた漁師―。時間が経っても痛みは消えないかもしれない。でも、笑うことはできる。東北の復興はまだ道半ば。でもここまでようやくたどり着いた。また一歩、これからも歩いていく。

東日本大震災から6年目を迎える 宮城県、岩手県、福島県で前を向いて生きる人々の姿を優しく映し出すドキュメンタリー


  • 風化させたくない以上に思うことがあります
    なかったことにしたくない
    ―伊藤俊さん(南三陸・ホテル従業員)

  • 皆いろいろなもの背負って生きていて
    それは顔に書いているわけではない
    でも人が生きるって、そういうこと
    ―遠藤伸一さん(石巻・木工職人)

  • 農業は農業で生きていく他ない、生業だから
    ―秋元美誉(よしたか)さん(川内・農業)

  • 町民を一つにするのが神社だ、祭りを通じて
    ―二本松富太郎さん(釜石・鵜住神社 総代)

  • 時間が解決するとは思わなくて
    多分ずっとこんな感じなんだろうなって
    ―奥田江利香さん(南三陸・会社員)

  • 自然という財産の、私達はその利子だけで
    生活させてもらっているんですね
    ―後藤清広さん(南三陸・牡蠣漁師)

  • 水質分析すると、50年若返ったといわれる海に
    今戻っているわけです
    ―後藤一磨さん(南三陸・農漁業)

ナレーション


藤原紀香(フジワラ ノリカ)
1971年6月28日生まれ、女優。兵庫県出身。
大学時代の1992年ミス日本グランプリ受賞。
1995 年に阪神・淡路大震災を経験したことを機に上京して芸能活動を開始。
俳優、声優、司会業のほか、京都国立博物館大使、幅広い分野で活躍中。
主な出演作にドラマ『昔の男』(01)『ギネ 産婦人科の女たち』(09)、『ある日、アヒルバス』(15)、映画『CAT’S EYE』(97/林海象)、『SPY_N』(00/スタンリー・トン)、『サバイバルファミリー』(17/矢口史靖)、吹き替え「シュレックシリーズ」(01,04,07,10)(フィオナ姫)、『チャーリーズ・エンジェル フルスロットル』(03)(キャメロン・ディアス役)等。
女優としての活躍の傍ら、 アフガニスタンや 東ティモール等でレポートなど国際他人道支援にも積極的に取り組む 。2009 年から赤十字広報特使に就任。東日本大震災では直後から被災地への訪問を重ねている。


山寺宏一(ヤマデラ コウイチ)
1961年6月17日生まれ、声優・俳優。宮城県出身。
1985年声優デビュー。吹替作品やアニメ作品で様々な役をこなし、声の使い分けと演技力に定評あり。2000年に俳優デビュー。主な出演作に、『エヴァンゲリオン』シリーズ(加持リョウジ役)、『かいけつゾロリ』(ゾロリ役)、『ルパン三世』シリーズ(12~/銭形警部役)、吹替作品ではウィル・スミス、エディ・マーフィ、ジム・キャリー、ブラッド・ピット他多数。2008年より宮城県ゆかりのアーティストで作った「みやぎびっきの会」に参加。チャリティコンサートを実施していたが、震災後はさらにスケールアップし「びっきこども基金」を設立、長期的な支援を継続している。